1/04/2007

書評:モリー先生の火曜日(Tuesday with Morrie)

さて、今年からは書評といってしまうと言い過ぎですが 読んだ書籍の感想なんかも載せていってみます。 第一弾で紹介する書籍は「モリー先生の火曜日(Tuesday with Morrie)」です。   ■書籍内容

スポーツライターの主人公が、死を目前にした大学時代のモリー先生が行う最後の授業を受けるといったストリーです。 死期の迫ったモリー先生が、本当に人生において大切な物を主人公に伝えていきます。 先生との授業のカリキュラムは以下です。 「死」、「恐れ」、「老い」、「欲望」、「結婚」、「家族」、「社会」、「許し」、「人生の意味」 本当の人生の意味は、何が本当の幸せか、死を目前にしたモリー先生にとって何が充実した人生だったのかを訴えています。 ちなみにこの本は実話を元に作られています。
■感想
上で紹介した内容を見てもらうとわかりますが、ベターな内容なんです。 わかりやすくお涙頂戴です。 でもわかっていてもすばらしい気持ちになります。 死を直前にしたからこそわかる、人生の意味を伝えている作品です。 個人的には、ドラマのDVDを見てみたいんですが売っているのかな。。。 私は、こんなすばらしい先生に出会ってみたかったです。
■おまけ
さて、モリー先生のかかっていた ALS(筋萎縮性側牽硬化症)という病をはじめて知りました。この病気は筋肉をつかさどる神経が萎縮してしまうそうです。 腕や脚の筋肉、顔の筋肉、舌の筋肉、話す筋肉、食べる筋肉、呼吸も出来なくなったりするそうです。 進行は様々のようですがかなり難しい病のようです。 その病を患っているモリー先生の言葉はすばらしいとしか言いようがありません。 もしかすると、綺麗過ぎるといった感想もあるのかもしれないですが、これほど充実した死を迎えられたら人生は充実していたものと言えるのではないでしょうか。
さて、第一弾としては中々良い作品を紹介できたんではないかと思います。 月に3冊から4冊くらいは本を読んでいるので、面白い作品があればまた紹介したいと思います。

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